職員室内政治②〜自由に職員室内で仕事を〜
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前回やった職員室内政治の続きです。
以下のようなテストをやってもらいました。
みなさんも実際のこのテストやってみましょう。紙、ペン、メモ機能の用意をお願いします。全部で18問あります。
各質問に対して1〜7点の点数を付けてください。そして、
全く当てはまらない1点
当てはまらない2点
やや当てはまらない3点
どちらともいえない4点
やや当てはまる5点
当てはまる6点
完全に当てはまる7点
どの設問に対しても直感で答えて言ってください。
1仕事上の人脈作りに労力を割いている
2周りの人を気持ちよくさせることがうまい
3他人と効果的にコミュニケーションを取ることができる
4他人と良い関係を築くのは簡単
5他人がどんな人間か簡単に理解することができる
6やるべきことがあるときに気軽に助けを求めることができる人脈を職員室内に作っている
7自分の仕事に影響力の強い人と良い関係を作るのが得意
8他人が表に出さない隠れたモチベーションを言い当てるのが得意
9他人とコミュニケーションを取るときは、心から取るようにしている
10仕事における重要人物を多く知っていて、定期的なコミュニケーションを取っている
11仕事で、他の人とコネクションを作るため、強くするために時間を割いている
12他人から好きになってもらうのが得意だ
13自分が何かを言うときに、誠実さがあるか、良い人っぽく見えるかどうか意識しているかどうか
14他人に対して(他人が興味を持っているものに対して)心から興味を持って聞くようにしている
15仕事を前に進めるために、自分のコネクションを使うのが得意だ
16自分が他人に与える印象をコントロールするのが得意だ
17直感で正しいことが多く、周囲に影響を与える人だと思われている
18常に他人の表情に気を配っている
それでは出た数値の平均点を出してください。
割り切れない場合は小数点一桁くらいで良いです。
このテストすごくうまくできていて、これがそのまま社内政治が上手い人の行動になっているそうです。
①社内政治は普通のことだと思ってください
揉め事は普通のことだと思ってください
社内政治は人間が本質的に持っているものであり、必要悪として認めること
社内政治が不要な場所は、ないと思う
(ただし、一人でサバイバル的に生きていく場合には不要)
もちろん、職員室内で政治なんて、と思う人もいるかもしれません。
②上司を喜ばせるのが上手い
うわーって思いますよね。でも出世スキルにはこれは必須です。
多くの研究で仕事のパフォーマンスが低くても、出世するのが早いということが分かっています。
豚もおだてりゃ木に登るですね。
苦手な人、ご安心を。
ちゃんと博士が上司を気持ちよくさせる方法を教えてくれてます。
質問をすれば良いのです。
「ちょっと先生にアドバイスしてほしいんですけど」
「先生だったら、こういうときなんて声かけますか」という仕事上でのアドバイスを求める姿勢を見せましょう。相手の仕事に対する思想を聞けば良いということですね。これは本当に
③仲間を作る
組織の中での、個人の知性よりも、メンバー同士でどれだけ認め合ってるかということがわかっている
いくら個人が強くなっても、組織の中では上に行けない。インナーサークルを強化していくことの方が上に上がるには必要。
これを達成するために大事なのは他人に頼みごとをすることが何よりも大事
④ゴシップに反応しない
社内政治が下手なやつは噂話に興味深々ということも分かっている。
信用ならないという印象を与えたり、流されやすい人間と思われる
これが面白くて
そういう噂話をされたとき
ネガティブな話をされたとき、ポジティブな反応で返すのが良いということがわかってます。
これは子供たちにも伝えられることですよね、
噂話とか流す人は結構、社内政治とかをいじりたがる人であるにも関わらず、そういう人が最も社内政治上手くいかないということが分かってます。
⑤ゴールを知ること
社内政治の世界に身を置きすぎると、社内政治を上手くいかせることが目的になってしまうということが起こります。
本来の目的、ゴールを見失わないということが大切です。
ここまで長々と職員室内政治の話をしてきましたが、そもそもなんで職員室内で文句の言われない立場を確保したいのか見失わないようにしましょう。
そして、自分だけでなく、他人のゴールや目的も知っておくことも大切です。
何故かというと、人のゴールとは、相手の欲望そのものであるからです。
それを知っていれば、自分の不利益にならない範囲で、相手のゴールを手助けできますよね。それこそが職員室内政治の自分の立場を上げていくということに繋がってきます。
以上、
バーンスタイル博士の戦後30年に渡る研究から分かったこと、それを教育現場に応用したら、という話でした。