VS三日坊主!習慣化を研究から考える②
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前回の習慣化のおまけです。
習慣が持続していかない理由を考えて、潰していこうと思います。
1つ大きなものとして退屈さがあると思います。
習慣というものは退屈にならないと続かない
例えば、歯磨きを新鮮さを持ってやってる人はいないですよね、当たり前にやってることが多い
でもジレンマで、退屈だと習慣は続かない
ここで、ミシガン州立大学大学の研究を紹介します。
習慣化された行動と習慣化されてない行動に対して、その行動をしているときにどんな感情を持っていたかを調べた研究です。
ここから分かったのは
習慣化された行動をしているときは、人は何も感じてないことが分かった。習慣化していることは無感情である。
つまり、勉強とかトレーニングとは感情を感じないくらいまで当たり前にすると習慣化していく。ちなみに楽しいことを習慣化してしまうと、感動が薄れてしまうのでたまにやる程度が、最も幸せを感じるので気をつけて。
ここまでまとめると、退屈になるまで続けないと習慣化されない。けれど、続ければ続けるほど退屈になって退屈になっていくことが分かっている。
これが習慣の二重法則と言われるものである。
これを乗り越える方法としてまず有効なのはアレンジすること。
同じ行動であれ、同じ時間でいかに効率よく頑張れるかということ。よりよりやり方は無いのかと模索する、考える。そうやってアレンジすることがこの二重法則を乗り越えていくことに有効な手段となる。
また、好奇心を刺激するというやり方もある。
ウィスコンシン大学の研究では健康的な選択をさせるための実験をした。
単純に不健康そうなクッキーとカロリー低そうな健康そうなクッキーを選ばせたとき、ほとんどの人が不健康そうな超美味しそうなクッキーを選んだそうです。でも次の選択肢にしたときは健康そうなクッキーを選択することができたそうです。
●不健康そうなんだけど超美味しそうなクッキー
●健康そうなんだけど、中にくじ引きが入ってるクッキー(フォーチュンクッキー)
これら2つを選ばせたときに71%の人がフォーチュンクッキーを選んだという結果になったそうです。
欲求を乗り越えて、好奇心に刺激されて、理性的な選択ができるようになっていたと。
つまり、習慣化しようと継続すると生まれる退屈さを乗り越えていくためには
アレンジを加えられるか考えながら行動する。そうして行動する中で好奇心が刺激されて、さらに行動の強度を増していくことが有効。ということです。
そしてさらに挫折しやすいポイントを事前に知っておくことも大切です。
「どうにでもなれ効果」への対策です
ダイエットしてる人がケーキ食べちゃったら、もういいや夜ご飯も!となってしまったり割れ窓理論的なことのことですね。
これに有効な対策は以下の3つです。むしろ、以下の3つの逆を行っている人はどうにでもなれ効果が強くなるらしいです。
●長期的な目標を決める
今日はこうする、明日はこうする、という目標だけだと、一回挫折すると戻ってこれなくなるそうです。だから、挫折したときに修正するために中・長期的な目標は必要ということですね。
●やめる目標はやめる
〇〇しない!ではなく、〇〇する!という目標にしておく。週に一回お酒を飲まない!ではなく、週に一回炭酸水だけを飲む!などなど。
●リカバリーを数える
挫折してもよいんです。でも、挫折したときにリカバリーする方法を事前にいくつか考えておくことが大切です。
挫折する場合のほとんど、どうにでもなれ効果に対する知識でした。
アウトプット習慣化すると良いなあ。