LIFE LOG(数学教師の独り言)

数学教師/心理学と教育現場

自分の心理学の勉強をここにアウトプットしていきます。生徒との関わり方、先生の心の保ち方。一緒に勉強したい人用。一つ一つの記事は長いのでお時間あるとき、暇なときにでも読んでやってください。

長期休暇を無駄にする教員、しない教員


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長期休みをよりリフレッシュできるものにする方法

を考えていきたいと思います

 

みなさん、ゆっくりまったり正月休み中ですかね?

長期休暇などでゆったりしつつ、出来ればこの仕事もやっておきたいなあと思う人もいると思います。

仕事をしないとしても正月ゴロゴロし過ぎたせいで、食べ過ぎ飲み過ぎなどで正月疲れが起こるとかもしれません。

また、休み明けには、うわ仕事嫌だなと思ってしまうこともあります。仕事のモチベーションを高めてくれるような休みにしたかったのに。

 

1週間で最も幸せなのはいつなのか?と調べた研究があります。

 

いつだと思いますか?

 

答えは金曜日の午後だったそうです。

もうすぐ休みだ!という期待感で幸福度が上がるということですね。

実際に休日中には、思っていたようなリフレッシュが出来ないことって多いですよね。

最も幸福度が高いのは休日の前日午後 

 

 

休日には今までしたことがない新しいことをしてください

未知の体験をしたりすることがポイントです。

少し不安を感じるくらいがちょうど良くて、行ったことがない場所に行ったり、普段合わない人と会うなどです。

手軽にできるところとしては

●行ったことないお店に買い物を行ってみよう

●新しいアクティビティをしてみよう

●普段と違うお店にご飯を食べに行こう

 

それらの効果は以下のようなものがあります。

1.クリエイティビティの向上

46人の男女を知らない海外で過ごしてもらう実験をしました。そして代替用途課題というクリエイティブな能力を測ったところ、未知の体験をした人はスコアが高くなったらしいです。

また、シンガポールでの研究では違った文化に触れた人たちは、オリジナリティのあるアイデアを思いつくことが多かったそうです。そして、それは学歴などは関係なく、行ったことのない国の文化に触れた人の方がスコアが高いということでした。

 

2.自分の感情をコントロールするのが上手くなる

行ったことがないような土地、場所に行くことは自制心を鍛えるのにすごく効果があることが分かっています。いつもの状況にいる人は、全てが思うようにならないと不安になる、そしてイライラします。実家にいる状態は、すごく安心で、かつで何でも思い通りになっていた子どもの頃の記憶があるからと思います。

しかし、不安が当たり前の状態では、少しくらい思うようにならなくても許せるので、自制心が鍛えられ、周囲の人に優しくなれます。

 

学級の中でも同じで、4月や5月は不安があるから周りの人に優しくなれていた子が、安心して学校生活を送れるようになればなるほど不平や愚痴を言い出すということってよくありますよね。それはこのようなカラクリがあるということも言えます。

 

3.対人能力が上がる

197人を対象にした中国での研究で、海外旅行の前後で対人能力にどのような違いが生まれたかを調べた研究では次のような結果が分かりました。

●知らない人と共感関係を作る能力が増した

●面倒臭い人に対しての我慢強さが増した

●友人、周りの人に対して優しくなれる

 

少し不安を感じる、そして思い通りにならないところに行ったり、したりすることが大事ということです。

今までしたことがないような行動をして、さらに何か自分が成長した感覚があるとより良いですね。

 

ただダラダラ過ごしてしまうと、余計に仕事に行きたくなくなったり、疲れてしまいます。

 

まとめ

休みの日には「今までしたことがないような新しいことをするべき」ということです。

ポイントは少しだけ不安に感じるということですね。

 

お正月には、普段話さないような親戚の人とも積極的に話してみるようにしましょう。

 

 

そして、ここで書いたようなことを試しながら、もう一度長期休暇の過ごし方を考えてみましょう。そしても私も・・・。

 

 

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