集中できる部屋作り!大掃除ついでに断捨離を。
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集中ができる部屋作りのポイントを書いていきたいと思います。
部屋作り=環境作り
ということです。
ポイント①ゾーンを分ける
●集中部屋
●リラックス部屋
とはっきりと分けることが良いです。
同じ部屋でも、明確な区切りを付けて
こっからこっちは集中!とできる状況を作ることを意識しましょう。
視界に余計なものが入らないようにしたり、
ここで何をすべきか、迷いを発生しないようにするのが基本です。
②気温を分ける
気温によって人間のメンタルはだいぶ変わる。
25℃が最も気温がはかどる温度
(1)2004年コーネル大学の研究
仕事場でもっとも良い温度は何度?という研究
気温20℃と気温25℃の2つで比較したら、気温は25℃に保つと、タイピングのミスが25%ほど減少したということが分かってる。
(2)集中できる部屋
人間は気温に慣れてしまうので、ちょこちょこ変える方が良い。
人間が集中できるのは25℃であるが、リラックスできるのは13.9℃である。これは大阪大学が出した研究から算出した数値。
なので、休憩時間には外に出て、体感温度を変えましょう。
なので昼休みとか休憩とかに外に出て少し肌寒いところに行くと、生産性が向上するということがわかっている。
仕事を捗らせたいなら25℃
リラックスしたいなら13.9℃
ここから先、より具体的な話をしていきます。
超集中部屋に必要なもの
1.スタンディングデスク
スタンディングデスクの研究。
34人の学生に対して立ったまま半年間学習させた研究では、ワーキングメモリーがかなり改善されたり、頭もメンタルも強くなったということ。
可能であれば椅子のない部屋を作ろうということです。
座って勉強するのは効率悪いからやめよう。
しかし、スタンディングデスクをすぐには設置できない人も多いと思います。
スタンディングデスクと同じような効果を発揮する勉強方法があります。
それは、
運動しながら勉強するということです。
2.ブルーライト
休憩のときにどんな環境にいればよいのか
ブルーライトはリラックス効果がとても高い。グラノア大学の研究によると、白い光と青い光の中での休憩効果は3倍も違うということがわかっている。
水の中にいるようなイメージで、呼吸が深くなり、リラックスできる。
水族館でちょっと休憩したときに、思ったより休めたときありませんでしたか?
上の研究の詳細は、暗算を連続でさせるストレスのかかるテストの実験を行って、その後に白色と青色の部屋で休んだときの脳波を測ったもの。また、別の研究では壁を青くしたものでも効果があったと言われている。
ここで大切なポイント。
最初に
集中できる部屋
リラックスできる部屋
を分けましょう
と言いましたが、これをワンルームでやる場合は
光で分ければ良い
ということです
自動でタイマーで光を変えれば自ずと集中⇄リラックスを切り替えてられる。
3.睡眠の質を高める二酸化炭素濃度
集中に何が大事かというと、睡眠がとても大切。
いろいろな睡眠に関する研究がありますが、意外な盲点があります。それは、
みなさん、換気してますか?
二酸化炭素濃度を下げることはとても大切です。
デンマーク工科大学の研究では
●空気がこもってる部屋
●換気してる部屋
に分けて実験を行った。
換気してる部屋は、体感でも気持ち良いと感じて、睡眠の質が高く、論理的思考力のテストでも高いスコアを出していた。
4.注意力を最適化してくれるもの=植物
週に一回でも自然の中で授業したら、子共たちの能力が上がったということが分かってます。
アムステルダム自由大学でも、自然の写真を見るだけでも副交感神経が活発になった。
ポイントは、数学の問題を解いた後など、ストレスが掛かったあとに自然の動画を見ることに良い効果を生むことがわかっている。
次に効果が高いのは観葉植物を置きましょう。
緑が見えるとリラックスできるように人間の身体はできている。
オフィスに観葉植物を置くだけでも15%も新しいアイデアを思いつく確率が上がったということ。
絶対に観葉植物は置いた方が良い。
どうしても置けない場合は、緑色のカーテンや緑色の物を置くだけでも良い。
黒板が緑なのはこう言った効果でしょうかね。
5.犬猫も良い
自然なものが良いのであれば、動物はどうなのか。
2002年ニューヨーク州立大学の研究では
猫を飼っている人の方がそもそもストレスに強く、さらにストレスを乗り越える能力が高かった。
そして、暗算のスコアも高く、ストレス状態からの回復も早かった。
聖ヨゼフ病院の研究によると
飼っている猫と仲の良い子どもは人生の質も高い、思いやりを持つことができた。
犬でも同じような効果があるので、犬猫は素晴らしい!
6.アイデアを作る部屋は超集中部屋と分ける
アイデアを作る部屋は集中する部屋と分けましょう。
アイデアを思いつく瞬間というのは、脳が疲れ切っている時が多いです。
たまに、お酒飲んだ時の方が冴えている気がするときありませんか?
研究でもウォッカを少し飲んでからの方が、仕事効率が上がったという研究もあります。
7.手間、物を減らす
これから何か家具を買ったりしようと、思っているかもしれませんが、基本的に手間を減らす家具や物を減らす方向で考えた方が良いです。下手に物を増やすよりも、代行サービスなどにお金をかけた方が良いです。
超集中部屋の基本は
何があるから集中できる ではなく
何がないから集中できる ということです。
コタツは私も大好きですが、作業するときはコタツから離れた方が良いです。
そして家具配置の良い方法は、家具を飾るという感覚
記憶の宮殿って言葉は知っていますか?
世界記憶力チャンピオンも使っている方法らしいのですが
みなさんも、自宅の家具の配置など、細かいところまで覚えていますよね?
場所記憶というのもので、この能力を使って覚えるという物です。
円周率を記憶する際には、343→刺身などと、数字から物に変換して、それを部屋に置いていくというものです。
部屋の中を常に一定に保って、そこに記憶したい物を置いていく。
こんな記憶術を使えるような部屋を作りましょう。
8.静かな場所に住もう
騒音のする場所には住まない方が良いです本当に。
ストレス対策をすることで睡眠の質を高めて、ストレスも下げる。
騒音がひどい地域に住むと、ストレスで太るということがわかっています。
スウェーデンのカロリースカ医科大学の研究では騒音と肥満の関係について調べました。
女性は5dB上がるたびに0.21cm増えた
男性はウエストヒップ比が0.16増えた
ウエストヒップ比は1以上でメタボと言われる
つまり私たちは騒音によってかなりストレスが与えられてしまうということがわかっています、ら
ストレスがかかり、肥満になり、集中できなくもなります。
これは部屋作りとは違うかもしれませんが、静かな環境作りが大切ということです。
以上、8つのことを少し意識して、部屋の大掃除をやってみてはいかがでしょうか?