勤務時間内で空き時間を生む!やらないことリストの考え方!(to do リストの逆を行く)
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みなさん毎日毎日ギリギリまで身を削りながら仕事をしている人が多いですよね。
働き方改革と言っても、仕事は減らずに残業が禁止になったりして、より効率的に仕事をすることを求められていると思います。
そして、効率的と言ってもこれ以上簡略化できない仕事ばかりであったら、みなさんが持っている時間は増えないので、ここで考えたいのは
今現在、無駄にしてしまっている時間を減らそう
ということです。
そこで、次のようなリストを考えていきましょう。
やる意味ないことリストの作り方
リチャードワイズマンさんが2010年に出した研究なんですが、過去の文献を参考にして、すでにこれは効果がないと分かっているものを紹介します。
やることリストではなく、やらなくて良いことリストを考えていきましょう。
①ポジティブビジュアライゼーション
ポジティブに考えて、目標を達成することを想像する
というのが自己啓発の常套手段ですね
こうすると人生が良くなりますよ、とか
こうすると効率が上がりますよ、とか
でも、実はこれやっても現実逃避にしかならないということが分かってます
→じゃあどうすれば良いのか
目標達成できそうな、予測できる小さなステップを立てる。そして、目標を決めたらそれを一旦忘れて行動する。行動に集中することが大事。
②誰かの頼みを聞いて好かれようとすることをやめる
周りの人に好かれようと、嫌われないようにすることはやめましょう。これには相手に自分のことを好きになってもらう効果はないことが分かってます。
→じゃあどうすれば良いのか
周りの人に頼りまくりましょう。お願いしまくりましょう。人は頼んだときより頼まれた時の方が相手のことを好きになるということが分かってます。頼まれたとき人は、相手に必要とされると感じて、自己承認欲求が満たされていきます。
③ネガティブな感情を抑えてポジティブに考える
これはやりがちですよね。むしろ先生とかにはこういう人多いですよね。
ネガティブな感情を抑えている人がどのような幸福度になっているかと調べる研究では
ネガティブな感情をネガティブに捉えたままの人は幸福度が下がっていく
ということが分かってます。
→じゃあどうすればよいのか
ネガティブな感情は「まあ、あるよね」とか、普通のことだよね、と思えるようになる方が良いです。
ネガティブをニュートラルに感じていることが大事。
瞑想しよう、深呼吸しよう
これがネガティブを消すためにやるのではなく
ネガティブな状態でも上手くいくために頑張れるように訓練する
というように考えましょう。
ブッダの二の矢を消すという考え方も知ってますか?
●一の矢は他人が主導で起こるもの。避けられない。これは気にしない。
●二の矢は、まだ見ぬ恐怖や不安を避けようと行動して、損をすること。
一の矢、つまりネガティブになってしまうことは避けられないので受け止め、二の矢、つまりそれを気にして消極的になったり実力が出せなかったりすることを避けましょうという考え方です。
④問題を他人と分かち合う
問題をそのまま共有しても良いことはありません。
綱引きの例があり、綱を引く人が多くなればなるほど一人一人が引く力は小さく適当になっていくということです。
→じゃあどうすれば良いのか
感情は分かち合うことに大きな意味があります。基本的に問題は個人で解決することが前提です。しかし、解決策を持ち寄って議論することはあり。議論の中でそれぞれの視点から見たその問題に対する感情を共有していくことが良い。
⑤弱点を隠す
弱点、出来ないことは隠すことはやめましょう。基本的に弱味はどんどん見せていった方が良いということがわかっています。
→じゃあどうすれば良いのか
最初に晒してしまいましょう。以下に弱点を晒すことのメリットを大き分けて2つ書きます。
●自分が弱点を晒すと安心する。失うものがなくなるので堂々とできる。
●弱点を堂々と話せる人の方が強く見える。
●人は助けられた相手よりも、助けた相手のことを好きになるという効果もある。
なので、自分の弱味や弱点は晒してしまった方が得ということです。
⑥攻撃性を持って怒りを発散する
大声を出す、バッティングセンターでストレス発散、などの攻撃性を用いてストレス発散することはあまり意味がないそうです。一瞬スカッとした気分になっても、あとからむしろ余計にストレスがぶり返してくるそう。
→じゃあどうすれば良いの
ワークアウトなどのエクササイズなどはストレス発散に良いです。筋肉痛は前の日に頑張った自分を翌日に認知できておすすめです。
⑦リテールセラピー
買い物でストレスを発散することです。これは、あまり意味がないそうです。むしろ逆効果。思わずやりがちですよね。理由は以下の通り。
ストレスがかかった状態だと、脳のパフォーマンスが下がります。この状態での買い物は精度が下がり、余計なものを買ってしまいがちです。そしてあとで振り返って余計な買い物を認知するとさらに後悔から脳にストレスがかかり...と無限ループになるそうです。
→じゃあどうすれば良いのか
日常品を買い込みましょう。これによりお金を使うことができる。そして、後から考えても後悔しない
ジャンプー、洗剤、ティッシュペーパーなど
たくさんあっても困らないようなものを買っておくことをオススメします。
まとめ
ここまでざっくばらんに書いてきましたが、とりあえずここまで。
いま、現在仕事をしていて「なんか無駄が多いかも」と感じている人は、まず頭の中の大掃除をしてみてはいかがでしょうか。